ラベンハムのフランネル生地には、秘密がありました。

ラベンハムのフランネル生地には、秘密がありました。

ラベンハムのフランネル生地には、秘密がありました。

秋冬のイギリスを代表する素材とも言えるフランネルは、定かではないものの、英国のウエールズ地方発祥と言われています。起毛素材で柔らかく、保温性も高いため、もともとはスポーツジャケットなどにも用いられてもいましたが、秋冬のスーツ生地の定番素材としても知られているフランネル。

このフランネル生地を秋冬モデルに多く搭載しているのがラベンハムです。英国ブランドならではの生地使いとも言えますが、ラベンハムのフランネルにはちょっとした秘密がありました。

今回はラベンハムのフランネルの知られざる魅力をお伝えします。

 

そもそも、フランネル生地とは?

「フラノ」と呼ばれることもあるフランネル(Flannel)。イギリスで羊毛産業が盛んなウエールズ地方から発祥したと言われている織物のことで、ツィードと並ぶ英国を代表する秋冬の定番素材です。

羊毛に「平織り」や「綾織り」を施し、縮絨(しゅくじゅう)をかけて起毛させて、軟らかな毛織物に仕上げたものがフランネル。秋冬のスーツ生地としても知られていますが、コートや手袋、シャツなどの衣料品の他に、シーツやパジャマなどにも広く使われています。

この生地の特性は、軽く、保温性に優れているという機能面と、少し輪郭がぼやけたような温かみのある素材の表情。見た目からも暖かさが感じられるだけでなく、実際に着用しても軽くて暖かいという魅力を備えています。

ちなみにフランネルの生地メーカーといえばイギリス・サマセットで1773年からフランネルを織っている[FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)]社が有名で、ウインザー公やウィンストン・チャーチル首相なども、ここの生地のスーツを愛用したことでも知られています。

歴史的な意味においても英国を代表する生地、それがフランネルなのです。

 

ラベンハムが使っている「トップ・フランネル」

ラベンハムのジャケットにも使われることの多いフランネル素材ですが、実は今季のラベンハムは「トップ糸(し)」と呼ばれる特別なウール糸を使っています。これは「トップレベル」という意味ではなく、紡績工場で使われる太い棒状の綿が西洋駒(トップ)に似ていることから由来していて、この状態で染めることを「トップ染め」、それによって生まれたものを「トップ糸」と呼んでいます。

この技法で紡績された糸は色ブレのない安定した色合いが得られ、これを混合することでより深みのある色合いになるとされています。光沢と上質さのあるトップ・フランネルは、色使い、モノづくりにこだわるラベンハムにとって重要な要素。また、適度なストレッチ性もあるため、動きやすさも確保できるのです。

さて、ここからはフランネルの生地を使ったラベンハムのメンズモデルの各種をご紹介していきます。

 

1.ビジネスにも使えるロング丈の[グリンステッド]

[GRINSTEAD(グリンステッド)]は、定番人気の[DENSTON(デンストン)]のような雰囲気を残しつつ、ロングコートにアレンジしたモデルです。襟のあるオーセンティックなデザインなのでビジネスシーンでも使えますが、取り外し可能なフードが防寒対策とカジュアル感を演出できるようになっています。

こちらの[グリンステッド]でも大きな面積でトップ・フランネルの生地が使われ、ラベンハムおなじみのダイヤモンドキルトになっています。上質なスーツにも相性のいい、大人向けのラベンハムです。

 

2.デタッチャブルライナーのステンカラーコート[ボイトン]

[BOYTON(ボイトン)]は、一見するとオーソドックスなステンカラーコートに仕上げられていますが、「ラベンハムらしさ」はコート内側のデタッチャブルライナーにあります。デタッチャブル=取り外しの可能なキルティングのライナーは、AWシーズンモデルは袖の部分にまで入っているので、高い防寒性を確保。そこまで寒くない日はライナーを外して着れば、より軽やかな着こなしも可能なモデルです。

こちらのコートにもトップ・フランネル生地が使われていますが、ご覧の通り、深めのグレー、薄いグレー、そしてネイビーの3色が揃っているので、普段のスーツの色味に合わせてお選びください。また、カジュアルアップアイテムとしてオフの日にも重宝するコートです。

 

3.デタッチャブルライナーのミドル丈[アルドハム]

こちらの[ALDHAM(アルドハム)]も2.の[ボイトン]同様に、袖まで入ったデタッチャブルライナーのキルティングのモデルです。スーツのジャケットの裾が出ないミドル丈に設計されているので、ビジネスアウターとしてもピッタリな[アルドハム]。ご覧の通り、オモテ面はトップ・フランネルを使った高級感のある生地になっているので、上質なスーツ生地との相性も抜群です。

ビジネスシーンでも使われることの多いラベンハムは、スーツとの相性や、スーツを引き立てるような役割も担います。だからこそフランネルのモデルも、色味の安定した奥行きのあるトップ・フランネルを使うことで上質さを演出しています。

この冬、ぜひラベンハムのフランネルの魅力に触れてみてください。